nimbuzの日記

リハビリ職種の人としての質の向上のための情報発信。その他色々☺️

臨床や現場で役立つリハ医療Part1

はい!

今回はリハ医療に関わる知識を発信していきたいと思います!

 

学校の教科書の知識だけでなく、実際の現場で役に立つものを主に書いていきたいと思います!

 

疥癬MRSA

1.疥癬

疥癬疥癬虫または俗称ヒゼンダニとも呼ばれるダニの一種が人の皮膚に寄生することにより起きる感染症である。

感染後3〜4週間の無症状の潜伏期間を経て発症。紅色丘疹やあずき大の結節がみられ、強い痒みを、生じる。

 

2.MRSA(methicillin resistant staphylococcus aureus=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

MRSAは主に皮膚、鼻腔に常駐する。感染予防としては手洗いや手指消毒、保護着衣の装着などがある。

 

うちの病院でもこの2つがよく聞かれました。特にMRSAは多く、しっかりとした感染対策をしないと、院内感染が広がりやすい傾向にあります。

 

意識障害

•臨床において意識障害を評価する事は大変重要なことである。意識の障害があれば、逆に網様体なり視床なり、あるいは大脳全体なりが正常に機能していないことになる。網様体の障害は脳ヘルニアによる中脳付近の圧迫や下部脳幹の出血腫瘍などで起こりやすい。視床の両側性の血管障害でも意識障害は起こりうる。

•評価方法はMayo Clinic やJCS、GCSが用いられている。

 

意識消失はリハ中にも起こりうる身近なものなので、ぜひ覚えたおきましょう!

 

●頭蓋内圧、痙攣発作

•慢性の頭蓋内圧亢進をきたす原因としては、脳腫瘍がまず想定され、頭痛、嘔吐、うっ血乳頭がある。急性にはさらに徐脈も含まれ、血圧の上昇や深い呼吸が見られることもある。よくVP-shuntを聞くが、これは脳室腹腔短絡術であり、脳脊液を脳室から後頭部皮下、鎖骨前方を通り、腹腔へと送られる。そのため、転倒などのリスクは考慮しなければならない。他にもLP-shunt(腰椎-腹腔シャント)やVA-shunt(脳室-心房シャント)がある。

 

ここら辺の術式や病態についても知っておいた方が良いかもしれません!

 

てんかん発作

まず意識消失がおき、すぐ強直発作がおきる。1〜2分ぐらいで四肢の規則正しい屈伸運動(間代けいれん)に移行する。特に危険なのはてんかん重積発作であり、複雑全般発作が終了しないうちに、次の発作が起こる。てんかんの原因は先天的な遺伝子の異常による代謝疾患もあるが、広い意味で周産期の異常による脳の低酸素症は重要である。髄膜炎脳炎のような中枢神経系の炎症後、脳腫瘍後にはてんかんは起こりやすい。Jackson型のけいれんは、通常は意識の消失はないままに、左か右の四肢の一部分の痙攣が最初であり次第に痙攣が広がっていくものである。このようなけいれんの後に起こる麻痺のことをToddの麻痺という。こういったけいれんに対しての抗けいれん剤の副作用についてセラピストは留意しなければならない。例えば服用の量が多ければ眠気が強くなりやすい。また、フェニトインでは運動失調や構語障害が考えられ、フェノバルビタールは眠気が起こりやすく、肝機能障害も起きやすい。

 

てんかん発作は、たまに見かけます。薬の副作用についてもしっかり学んでおきましょう。職場でも役に立ちます!

 

 

というわけで

今日はこのくらいで!

お疲れ様!