理学療法国試の知識!簡単篇
はい!
今日も頑張って覚えていきましょう!
■筋
1.構造
重量→成人は体重の40%、小児は25%
筋肉の75%は水分。
•筋の細かな構成順
筋肉→筋束→筋繊維&筋鞘→筋原繊維&筋形質→筋節→筋フィラメント→アクチンフィラメント&ミオシンフィラメント
I帯(明帯):アクチンのみ−中央にZ帯−I帯は収縮により短縮
A帯(暗帯):ミオシンとアクチン−中央にH帯−A帯は収縮により長さ変化せず
筋節はZ膜からZ膜の間。
2.筋の種類
横紋筋→骨格筋、心筋
平滑筋
typeⅠ線維→収縮速度遅い、張力発揮小さい、疲労遅い、ATP供給酸化、グリコーゲン少ない
typeⅡa→収縮速度速い、張力発揮中間、疲労中間、ATP供給酸化、グリコーゲン中間
typeⅡb→収縮速度速い、張力発揮大きい、疲労速い、ATP供給解糖、グリコーゲン少多い
3.筋の収縮
①筋収縮の型
単収縮twitch:筋細胞に1回の活動電位→腱反射など
強縮tetanus:繰り返し刺激による持続的な収縮
②筋の収縮メカニズム
活動電位→筋小胞体膜の電位変化→筋小胞体からCa++放出→トロポニンとCa++結合→アクチンとミオシン反応
③張力に関する法則
■張力−長さ関係:静止長が最も活動張力が大きい。張力はフィラメントの結合する長さに比例
■力−速度関係:短縮速度が速いほど力は少ない
■負荷−伸展関係:静止張力と活動張力の関係。
心臓→Starlingの法則:心筋の収縮エネルギーは心筋線維の収縮前の長さに比例
Hennemannのサイズの原理:活動電位の小さい運動単位がまず活動、次第に活動電位の大きい運動単位の活動が参加
4.運動
①筋収縮様態
I.動的収縮
■求心性収縮→起始と停止は近づく
■遠心性収縮→起始と停止が遠ざかる
II.静的収縮:筋の長さが一定
Ⅲ.特殊な収縮
■等張性収縮→張力が一定
■等速性収縮→収縮速度が一定
■相動性収縮→速い動き
…強さ→遠心性>等尺性>求心性
今日はここまで!
次回は筋肉の作用について、少し長いかも(;´Д`A
ではまた!