nimbuzの日記

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国家試験対策!これだけはやっておけ!

こんにちは!

 

今日は一緒に皆さんの嫌いな生理学をやってきましょう!

 

そもそも生理学とは…自然科学から始まる生命科学のことであり、その中には病態生理学や人体生理学があります。(後に病理学もやります!)

 

人体は約60兆個の細胞からなるもので、すべて1個の受精卵の分裂によって生じたもとなり、分裂発達によって異なった形態や機能を持つように分化する。

 

というように、我々はたくさんの細胞たちから成り立っているわけですね!

 

というわけでまずは細胞からいきましょう!

 

細胞の構造と機能

細胞は表面を細胞膜に覆われた細胞質と核からなり、細胞質にはミトコンドリア小胞体ゴルジ装置リソソームなどの細胞内小器官が含まれ、これらの構造体の間は細胞質気質またはサイトゾルと呼ばれる液状成分で満たされている。

 

まずはこの赤字のところから覚えていきましょう!

 

 

細胞膜はリン脂質が二重に重なった膜からなり、リン脂質の球部は親水性でそれぞれ細胞外液及び細胞内液に面し、疎水性部は膜内部に位置している。

 

ここ重要→この脂質二重膜は半透膜の性質を持ち、酸素、二酸化炭素脂溶性のアルコールなどは自由に通過するが、水や親水性物質は通過できない。

 

この脂質膜には流動性を持ったタンパク質が埋め込まれ、このタンパク質は各種物質の移動に関与するポンプ、イオンや水を通すチャネル、細胞外からの情報を受け取る受容体として機能している。

 

f:id:nimbuz:20200225170225p:image出典:生物知識の焦点

核は二重膜構造を有する核膜によりサイトゾルと隔てられ、内部には細胞の働きを制御する遺伝情報をカードしたDNAが含まれ、1個体の体を構成する全ての細胞は受精卵のDNAを複写した同じ遺伝情報を持っている。

これも覚えておこう!↓

核膜には核膜孔と呼ばれる核内外の物質輸送に預かる小孔があり、核内でDNAを鋳型として合成されたRNAなどがこれを通ってサイトゾルに輸送される。

 

さらに…DNAはデオキシリボース、塩基及びリン酸からなるヌクレオチドの鎖状重合体で、2本のポリヌクレオチドの鎖を塩基であるアデニンとチミン、グアニンとシトシンが、それぞれ水素結合により結びつき、いわゆる二重螺旋を形成している。

f:id:nimbuz:20200225193910j:image

 

したがって一方のDNA鎖の塩基配列が判明すれば他方の塩基配列は自動的に決まる。遺伝情報はDNAの塩基配列で決まり、DNAの持つ遺伝情報がRNAに転写されタンパク質合成に使われる。このDNAは細胞分裂の際には染色体となるが、それ以外のときには染色糸として核内に存在している。

 

はい国試出そうでーす↓

ヒトでは染色体は22対44個の常染色体と1対2個の性染色体からなり、対の一方は卵子由来、他方は精子由来で、1個の受精卵よりこの遺伝情報に基づいて同じ遺伝子を持った約60兆個以上の細胞に分裂して体を形成する。1つの配偶子(卵子または精子でヒトでは23個の染色体)に存在するDNAの塩基配列をゲノムと呼ぶ。

 

ふむふむ。

 

このゲノムは約30億の塩基対からなり、この中に含まれる遺伝子の数は約22,000と推定されている。ミトコンドリアはソーセージ様の小器官で、外膜、内膜及び内腔からなり、内膜はな内側に入り組んでクリステを形成している。

 

この構造は働いてからも知っていた方がいいですね!↓

クエン酸回路、電子伝達系、酸化的リン酸化によるアデノシン三リン酸(ATP)を産生し、代謝の激しい心筋や横紋筋などに多い。

 

小胞体はリボソームの有無により2種類に分類され、リボソームが付着した粗面小胞体ではタンパク質を合成し、リボソームが付着してない滑面小胞体では脂質やステロイドホルモンなどを構成する。ゴルジ装置は扁平な胞状膜構造を持ち、リボソームで合成された分泌タンパク質の濃縮、分泌顆粒の生成に携わる。リソソームは多種類の加水分解酵素を含む顆粒で、これらの酵素により細胞内に取り込んだ物質や老廃物の分解処理を行う。その他微小管が細胞内の物質の移動に関与し、ミクロフィラメントが細胞の形を維持している。またデスマソームは隣接細胞との接着装置である。

 

ということで

次回に続く!